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いろいろあったね [人もネコも]

最近、私がまだ10代の頃のことを思い出す。結果から言うと、なんてことのない、事故で足を折ったり、サッカーでけがしたり、そんな手術と同じだったのだけど、その結果に至るまで、けっこう周りの人に辛い思いをさせてしまった。

見つかったのは骨の中にできた腫瘍。Bone Cyst; 骨膿腫(こつのうしゅ)と日本語では言うそうだ。今こうして2本の足で歩いていることを感謝するべきなのだろうけど、つい当たり前に思ってしまう。

悪性なら、つまりはガン。右足を付け根からえぐり取らなければ、命を失うとまで主治医に言われたのだけれど、まだ10代の私にその重大さが分からなかった・・・(-。−;)

PB044198.jpg

 

今でも、太もものかなり上のほうに20cmほどの傷が残っている。切って、さらに骨を取り除いたのだから、傷があるのは当たり前。

なのに周りの人々は 「かわいそうに」 という顔で見ていた。それはそれで、心配してくれる人がいて、幸せモンだとも思ったし、足を失わずにすんだ私にとっては儲けモンだ。

その後、成長に合わせ失った骨の成長を助けるために、ボルトを2回変えた。つまりは計3回の手術を受けた。そして今、有り難いことにピンピンしている。(仕事でヒーヒーしてはいるけど・・・)。

生きてるだけで儲けモン。本当にそうなのだ。

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コメント 4

soichiro

さらっと書かれていても、やはりオオゴトだと思います。
猫まみれな今の幸せな生活も、当時を乗り越えられたからこそですね。
きっとこの出会いのためだったのかもしれませんね。
by soichiro (2008-11-07 11:49) 

シロクマ

今日の記事は、チョットまるの事と重ねてしまった。
すみませんm(_ _)m
Ninaさん、大変だったよね・・・
そして、今2本の足があり、普通に歩ける事は本当に幸せな事ですね。
人は恵まれすぎていて、色々な事を「当たり前」と思ってしまうけど・・・
私も、日々の幸せに感謝しないと・・・ですね(^^;)
by シロクマ (2008-11-07 16:46) 

ヤヨ

乗り越えたからそう感じられるのか、
そういうNinaさんだったからこその言葉なのか。
すごいです。
なかなかNinaさんのように
感じ、乗り越えられる人ばかりではないと思います。
腫瘍が良性で本当によかった。
トメちゃんやゲンくんを守ってくれるNinaさんがいてくれて
本当によかったです。
by ヤヨ (2008-11-07 20:01) 

Nina

>soichiroさん
当の本人には、ことの重大さが実はわかっていなかったんです。
お恥ずかしいことに、シロクマさんのまるちゃんという子ネコから
教わったんです。私って幸運なんだ、ってこと。
この出会いもその幸運の導きなんですね。

>シロクマさん
まるちゃんのことを知って、この歳になって私ってラッキーだ、ってこと
気がついたんです。お恥ずかしい・・・。
まるちゃんの傷は、目で見れば痛々しく見えるかもしれませんが、
たくましいとも思えるんです、私には。きっとシロクマさんに出会う運命
だったんだなぁと思うんですよ、まるちゃんは。

>ヤヨさん
有り難さを理解するのに、こんなに時間がかかるとは、おめでたい人です、
私って。人から教わることも多いのですが、ネコから教わることも多い毎日
です。彼らにとっても私が元気でいなければ、と思うこのごろです。
by Nina (2008-11-07 23:37) 

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