はー、寒っ! [人とネコ]
12月中旬、我が家は暖房を入れてから(いつもの年よりもだいぶ遅いです)、ナンちゃんは、「もう、床暖のためだったら、私はどうなってもいいわ」と言わんばかりに我が家のリビングの真ん中にドーンと居座っている
最近、そんなナンちゃんに、私がようやく慣れてきた。床暖房とは、ゴキブリホイホイならぬ、「ネコホイホイ(捕獲無用)」だ。
どうやら、ゲンは、受け入れたようです。これまで通り、かどうかはわからないけど、どうやらアキがいないことを受け入れたみたい。
私が帰宅すると、玄関まで迎えにきて、夜は、いつも通り一緒に寝てくれる。きっと私がいない昼間も含めれば、ゲンにとってアキは相棒だったに違いない。私には、昼間は「仕事」という逃げ道があるけれど、ゲンにはないのだから、きっと寂しいのだろう、と思う。
ごめんね、ゲン。アキを助けられなかった。だけどね、たくさんのことをアキに教えてもらったから、これから時間をかけてたくさん話そうね。
もう、私はたくさん泣いたから、大丈夫。
ナンちゃんの話しを聞くよ、ゲンの話しを聞くよ、トメの話しをきくよ。
ゲンも大変なんだね [ネコとネコ]
アキはゲンを煙たがっていたけど、ゲンにとっては、アキは一番たくさん遊んでくれて、一番長く過ごした相棒だったに違いない。
ゲンが我が家にやってきた時には、私の手のひらにのる程度の小ささだったけど、成長して、結局アキの2倍近くの体重になってしまった。それでもゲンにはそんなことはわからない。
ゲンにとって、アキはいつまでたっても、自分の遊び相手だったのだ。
ゲンは、アキの亡骸に何度も近づいていた。だからかどうかわわからないけれど、ゲンにはアキがもういないんだ、ということをどこかで理解しているみたいだ。
一方、トメはまだ「何か足りない!」と探している様子があって、そのことを何度も私に尋ねる。だから私は何度も説明している。
そして、ゲンは私以上に落ち込んでいる。昨日はずっとゲンを慰めっぱなしだった。
アフリカゾウの群れで、仲間を弔っていると考えられる行動が確認されているそうだ。何かで見たか、読んだ覚えがある。
私の勝手な解釈だけど、ゲンもアキの死をなんらか感じていて、その寂しさか悲しみをどうしていいのわからない状態なんじゃないかと思うんだよね。そんなことって、あるのかなぁ。
ゲン、元気だしなよ。私がいるよ。